■ お題53 あるタクシーの中で |
超能力者のあなたはタクシーに乗りました。 長距離を移動するのですが運転手と話す事もなく退屈なので、 超能力を使って何かイタズラをしてください。 |
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荘田ちゃん | 赤信号で停車する度にピットクルーがタクシーの部品を外していき、 目的地に到着する頃には大きな熊にまたがった状態になっている。 |
いやーん、バレた? 9点 |
あんにゅい竹 | 「エアバックの中に紙ふぶきを仕込んたぞ。さぁあとは事故るだけだ。」 |
サプライズを感じて 9点 |
土佐丸 | 無線からターミナルが全滅したとの情報を流す |
こ、この客わざと・・・! 8点 |
真夏の汗 | スプーンを曲げた
運転手「・・・・」
車を少しうかせた
運転手「・・・・」
愛が
運転手「全てさ」 |
今こそ誓うよ 8点 |
パンターニ | 俊輔のループシュートが取られそうになった時、キーパーの目の前にタクシーを瞬間移動させ、「あ、違います!」って、あわてて手を引っ込めさせる。 |
運転手に舌打ちされてゴールも許して、散々です 8点 |
モチヅ250 | 「夜乗せたキャバクラの女の子と、ホテルに行けちゃったりするケースが増えてるらしいですよ」 「そりゃとんでもない!自分はそんなことしませんよ」
と言いつつ「この仕事まんざらでもないぞ」と膨らんだ運転手の希望を ワイパーでシャシャッと |
夢を見たっていいじゃない 7点 |
ベラート | どんどん下腹部が熱くなっていく。昨日抜いたばかりなのに。 運転に集中しようにも、血液は下半身に向かって流れていくのがわかる。この抑えられない衝動。 その時ミラー越しに見たあいつが不敵な笑みを浮かべた。 |
なんて便利な・・・! 7点 |
ゴルジ体 | 「・・・というわけでねお客さん、私は常に安全運転を心掛けてるんですよ」 「はぁそうなんですねー(・・・さあここで超能力だ。運転手、ここで曲がれ!えいっ!)」 「・・・さて、じゃあこの赤信号無視して、歩道で120キロ出しますねー」 「(しまった・・・どうやら運転手の信念を曲げてしまったようだ・・・)」 |
人生曲がり角 6点 |
ぱたぱたぱた | シフトレバーの「R」を徐々に「尺」に変えていく |
運転中は見ないけどね 6点 |
鼻バキューム | クラクションを9回鳴らして、「景気はどうですか」のサイン |
変わらぬ想いです 6点 |
クリペロ | バックミラーに、マラソンの先頭集団を映し出す。 |
第1中継車です 6点 |
ゴーヤベイベー | 精神を集中すると、「賃走」の「賃」に運転手のオチンチンが念写された |
そんなことには集中するんだから・・・ 6点 |
めざし | (む、運転手のやつブーメランパンツとは・・・やるな!) |
やるか! 6点 |
どせい | 念力で帽子をずり落として、 目隠ししてやろうとしてるのに、 助手席に座ってる霊能力者が 守護霊を使って邪魔してくるので 埒があかないな。 |
全面戦争だね 6点 |
ちんちんのやかん | ドア部分に塗装された「タクシー」の「タ」の字を、念力を使って「セ」に変えた。 |
男が群がってるんですけど 6点 |
りくそん | 暇なのでブレーキとアクセルを少しずつ前方に移動させてみた 対向車からはもう鼻の穴が運転してるようにしか見えないだろう。 |
上を向いて歩こうとはよく言ったもので 6点 |
西郷TEL彦 | 運転手の髪を右ワイパーで乱して左ワイパーで整える右ワイパーで乱して左ワイパーで整える |
7、3、7、3 6点 |
ぬぶるスン | ひたすら一人じゃんけん。 |
寂しい・・・ 5点 |
鬼子 | 目的地に着くまで延々とビックカメラのテーマソングを歌えば、タクシーを降りてからも運転手の耳から離れなくなる。 |
超能力と言うな! 5点 |
amu | よく窓の外を高速で流れる景色に忍者を走らせるのだが、それを現実に。 |
ニンニン 5点 |
ポリス | トランクの中の死体を生き返らせる |
ややこしい暇つぶしになるぞ 5点 |
ナマエナンカナイヨ | 黒ベンツに向かってクラクションを鳴らしまくる |
僕はここで降りる 5点 |
イマイチ | 運転手さんも僕も車もみーんな上半身裸でセクシー |
ハックション 5点 |
悪棲丘 | メーターが「1110円」「3330円」「5550円」に変わると タクシーの周りを暴走族が取り囲み「珍走リーチ」に発展。
メーターが「7770円」に変わると 水揚げしたばかりの魚を載せたトラックが目の前で横転し、 中身が大量に溢れ出して「スーパー魚群リーチ」に発展。 |
リーチになるだけで終わるけどね 5点 |
たか | 赤信号で止まるたびに、助手席に現れた武豊が太ももにムチを入れる。 |
アフッ 5点 |
けんラー | ラジオの曲にあわせてワイパーやトランクたちが踊りだす |
アンダーザシー 5点 |
NAO | 自分の国籍を変えて遊んでいたら、元に戻せなくなり、入管にしょっぴかれた。 |
せめて外見とか喋り方も変えようよ 5点 |
仮ジョン | 「右に曲がれ」は右側に。 「左に曲がれ」は左側に。 「ここで停まれ」は『×』の形に。
道順はすべて、念力でワイパーを動かして指示。 |
ワイはワイパー! 5点 |
kkmoon | 運転手が吹き消す寸前に、お誕生ケーキのロウソクの火を消す。 |
運転してください 5点 |
豪 | 3m進んだら2m戻す。 |
1日1m、3日で3m 5点 |
エントー | ブレーキペダルの真下にコーラの缶を入れた。フフフ俺が降車した後で運転手がプルタブを開けると顔面に炭酸がシュワーーッとバーーン!!(その前にダンプと衝突) |
バーーン!!だね 5点 |
ドラ | 女の子の横を通るときだけ「空車」にして出会いを求む |
健全です 5点 |
クラインな壷 | 1キロ走るごとに、トランクから大量のハトが飛び出す。 |
おや?また開会式か・・・ 5点 |
友人S | 運転手のアタマに大銀杏を結って、昔の夢を思い出させてあげる。「運ちゃん、行き先変更だ。両国橋に行ってくんな!(モンゴル語)」 |
左手で運賃受け取りそう 5点 |
九十九 | ブレーキランプを点滅させて後方の黒塗りのベンツに愛してるのサイン。 |
ドリカム世代だね 5点 |
なゆら | 運転手がブレーキを踏むたびに念力で押し返し、 それでもさらに踏み込んでくる場合は、少し声を荒げる。 |
重量挙げじゃないんだから 5点 |
竹仙人 | 運転手に、乗客は恋人の仇であるという偽記憶を植えつける。
赤信号に捕まり、ふとバックミラーを見る運転手。
運転手「ハッ! お前は!」 わたし「フフ…そうさ、俺さ」 運転手「よくもやす子を……ここで会ったが百年目!」 はずす
運転手「あれ? お客様?」 わたし「やす子さんって健在でしょ」 運転手「そうでした おかしいなあ」 わたし「しっかりしてくださいよ」 つける
運転手「覚悟ぉぉぉォォォォ!!」 はずす わたし「なんですか覚悟って」 運転手「あ、あれ? すいません」 さらにはずす
運転手「やす子、俺と結婚してくれ! どこだ! やす子!」 わたし「ボンネットの裏に隠れてますよ」 運転手「うわぁぁやす子おおォォォォォ!!」 はずす
運転手「やす子さん、僕と付き合ってください! どこですか! やす子さん!」 わたし「さっき飛び降りましたよ」 運転手「うわァァァやす子さんーーーー!!」 はずす
運転手「は、はじめましてやす子さん。あれれ。やす子さん?」 わたし「バックミラーに映ってますよ」 運転手「ヒィィ!!」 はずす
運転手「ばぶばぶ どぅあー やすこー」 もどす
もどす もどす もどす もどす もどす
運転手「……う……」 わたし「もう、ちゃんと運転してくださいよー」 運転手「…………うう、ます子……?」 わたし「!?」 |
!? 5点 |
丁髷揉 | 進行方向100mごとにテレポーテーション 今、乗っていたタクシーに向けてのヒッチハイク失敗・失敗・成功・失敗 |
エスパー魔美か! 5点 |
PK | 超能力で屋根を飛ばして運転手にスポーツカー気分を味あわせてあげる |
波の音を聞かせてあげるぜベイベー 5点 |
たか29 | 運転手が「ええぃ!このボタンだ!」と言うたびにタクシーからバルカン砲を出しザクを倒す。 |
コロニー内で爆発させないでね 5点 |
イカロス侍 | バックミラー越しにマジシャンを見ても逆になっていない |
マジシャンと言い切るか 5点 |
オーバードーズ・チャイルド | テレポートと時間逆行を使い、 タクシーに乗った瞬間に目的地へとテレポートする。 |
逆行せんでも 4点 |
スネ夫 | 超能力で2分間息を止めてみると、とても苦しい。 |
それは超能力じゃないよ 4点 |
り〜ず | 瞬間移動を使って、タクシーが交差点の赤信号を全てスルー。 |
地獄のタクシーだね 4点 |
Endless | 運転手の眉毛を2mほど上げてみる |
漫画でもしないよ 4点 |
杉原 | 自分の姿を消して座席をぐっしょりと濡らした。 |
よくありますね 4点 |
がしら | (あ〜、遠いなあ、帰り遅くなっちゃうよなあ) 「ホントに、ごめんなさいね」 「へっ?」 「ああ、気にしないでください、独り言ですから」
(なんだ、薄気味悪いな、この客) 「そんなことないですよ」 「ええっ!?」 「いやいや、こっちの話、あっ、前危ないですよ」
(怪しい、絶対変だ、こいつオレの心を・・・) 「そんなわけないだろ!!」 「あ、あんた・・・」 「あ、声を荒げてすいません、これ、携帯・・・いけなかったですか」 という感じで運転手をおちょくる。 |
コントだね 4点 |
ちょ | 当たり屋を召喚 |
面白い事にはなりそう 4点 |
アラビアンカイト | 「運転手さん眠るので話しかけないで目的地まで行ってください」とお願いし、超能力でさっさと目的地に瞬間移動。 |
ひどいなぁ 4点 |
ぼんち揚げ | 靴下を伸ばしてクルクルとドーナッツみたいにしてあげる。 |
懐かしい 4点 |
L13 | スピードが落ちると料金メーターもそれに正比例して下がるようにする |
映画スピードさながらの展開になるよ 4点 |
でるでる | 瞬間移動で目的地に先回りし運転手が「お客さん着きましたよ。お客さん?き、消えた?!」となったところを「はははは、僕ならここだよ」と正面から登場 |
楽しそうですね 4点 |
ILAI | カーナビから貞子を出す。 |
小さい画面でゴメンね 4点 |
白全身タイツ上杉謙信 | 進行方向にテレポートして故意にタクシーにはねられ、あわててかけよってきた運転手に対し「つ、次の信号を右折してください」 |
素直じゃないんだから 4点 |
はにわ | ドアを開け閉めするボタンを操作して「ア」「イ」「シ」「テ」「ル」 |
ドリカム世代だね 4点 |
茨童子 | 道路に落ちている軍手をすべてチョキの形にし、後ろから運転手の耳を横にグイッと引っ張って「パー!」 |
あれ?耳を引っ張ってパーって何か記憶にあるけど何だったろう・・・ 4点 |
タブレット | ワイパーに自由を与えた |
思う存分左右に動くがよい 4点 |
孫娘の筝 | 他の場所にテレポーテーションして、 タクシーを見失ったパパラッチの頭上で、『?』を何度も点滅させる |
「?」を撃って放心状態にさせよう 4点 |
国の華幼稚園 | リトルスプーン曲げ |
昔「スプーンおばさん」っていうアニメありましたね 4点 |
山本山 | 屋根に書いている「無線」の看板を「有線」に変え、 線がピンと張ったところでゴールの感動。 |
何だその競技は 4点 |
カメきち | 少し先の地点に瞬間移動し、 手を挙げてそのタクシーを止めて乗り、 「料金メーターはそのままで良いですよ。」 |
ねぇねぇ、ビックリした? 4点 |
あむ | ワイパーの動き方がだんだんアホの坂田に。 |
けっこうしなやかよ 4点 |
わさび | 黄:●● 青:●●● 赤:● 信号が野球のカウントみたいになってる |
フルカウントだ、打っていこう 4点 |
だいたいひかる | 運転手が使っている携帯のプランを「パケ・ホーダイ」にする |
んん? 3点 |
赤男 | トランクをすばやく開け閉めすることで、遠くに聞こえる「ババン!」という音を楽しむ。 |
「ババン!」が何かが分かんないなぁ 3点 |
とんこつ | 前方の左タイヤをガタガタゆらす |
普通にコワイよ 3点 |
あいもん | 運転主の初恋の人の形を鼻くそで完全再現 |
運転主って強そうだね 3点 |
ddh | 転んでは問題箇所を機械の体へと変えていくので、ついに全員が他の高校へ出荷されるまでに上達した |
面白そうな雰囲気だけは買います 2点 |
春風時雨 | ―――その日は、雪だった。 しんしんと降り続ける雪を、アタシはずっと見ていた。 雪が降ろうが雨が降ろうが晴れようが、アタシには関係なかった。 窓から見える僅かな外の景色と、淡い色で統一された壁と床と天井。 それがアタシの知る世界のすべてだった。 ―――少なくとも、この時までは。
この分なら、雪はかなり積もるだろう。 明日の朝にはみんな、雪だるまを作ったり雪合戦をしてはしゃぐのだろう。 でも、アタシは。他の子供達が楽しそうにしている様子を ただ窓から眺めるしかない。一人で過ごすにはあまりに広い、この病室で。 「……はあ…」思わず窓から目を逸らし、溜息をついた。
「溜息はつかない方が良い。幸せが逃げていくよ?」
アタシは言葉を失った。消灯時間などとうに過ぎた夜中に アタシの病室に不審者が侵入したことに驚いたのも一つの要因だが、 それより何より―――その人に、何かとてつもないものを感じた。 黒い長髪に黒い服、そしてサングラスという出で立ち。 どう見ても不審人物に間違いない。でもアタシが感じたのは そういった危険な雰囲気ではなく、何かを超越したような―――神秘的な、何か。 悲鳴を上げるのも、ナースコールを押すのも忘れて―――窓辺の人物に魅入った。 「はじめまして、素敵なお嬢さん?」 「―――あ、は、はじめまして……じゃなくって! あ、アナタ何物よ!泥棒!?」 「私は………… 超能力者、ですよ。」 アタシは呆れて、鼻で笑い飛ば……そうとした。しかし。 すぐにその言葉が嘘でないかもしれないことを理解した。
その人は、帽子もコートも着ていないのに濡れていなかったからだ。 外から普通に入り込んだのなら、どうしても雪で濡れるハズだ。 そもそも窓はきっちり閉まっているのに―――? 「………本当に、超能力者、なの?」 「いかにも。信じていただけないなら―――これではどうです?」 ふわり。アタシが枕元に置いていたぬいぐるみ達が宙に浮かんだ。 「え… ええ!? これ…手品?」 「いえいえ、超能力ですとも」 ふわりふわり、とぬいぐるみが空中で自在にダンスを舞う。 まさに、タネも仕掛けも無い――― 「驚くのはまだ早いですよ? ―――さあ、不可思議の始まりです」
それから、どの位の時間が流れただろう。 繰り出される不可思議の数々に、アタシはすっかり魅了された。 長きに渡る病院生活で、すっかり忘れていたドキドキをいっぺんに 思い出させるような、夢幻の数々――― でもそれは、無限の時間ではなく。 「―――どうやら、時間のようです。」 「え――― 行っちゃう……の?」 「ええ。しばしのお別れです―――」 「嫌! 行かないで、お願い!アタシの側にいて!」 「―――大丈夫。貴方にも、同じ力がある限り……どこに私がいても大丈夫です。」 「…………え?」 「君にも、奇跡は起こせます―――超能力者の名において、保証致します。」 「奇跡を…アタシが? それってどういう―――」 「その答えが知りたいなら―――私に会いに来て下さい。それでは……」 そう言うと、超能力者はスゥッ…と溶けるように。アタシの部屋を後にした。 テレポートなのか、単にアタシの部屋に来たのが分身なのか……とにかく、超能力者はアタシの前から姿を消した。
それから。 アタシはあの後すぐ、『奇跡的に』回復して健康体となった。 そしてあの日以来、アタシは。 ありとあらゆる場所を透視してはあの人の姿を探し、 世界中をテレポートで旅して回り、 テレパシーであの人に語りかけてみたり――― したけれど、まだ再会は果たせていない。 でも、再会の日は近い。これは推測じゃなく確信だ。 だって、夢の中で。 変わらず、神秘的なままのあの人と。 成長し、乙女になったアタシが。 二人であの日の夢幻の続きを繰り広げている。 ―――それは、何より確実な予知夢。 そしてあの日の出会いは、運命のイタズラ。
という独善的で無理のあるストーリーを テレパシーで通りすがりの人の脳に直接送信 |
まずオチに目がいったからよかったけど、普通に最初から読んでたら怒り狂ってたでしょうね 2点 |